唾液検査
なぜ??唾液検査が必要なのか?
唾液検査(サリバテスト)で自分のむし歯リスク・原因がわかります!!
体の健康状態を調べるために血液検査を行うのと同じにで、 歯科では口の中の状態やむし歯のリスクを知るために、”唾液検査”を行います。
唾液検査はむし歯予防対策をするために必要不可欠なものです。 実際、あなたの口内環境を調べることで、あなたにぴったりな予防対策法が分かります。 原因が違えば、予防法も異なります。あなたのむし歯は何が原因なのか突き止めるのに必要な検査です。
唾液検査は簡単な検査なので15分程度で終わります。味のないガムを5分程度噛むだけの簡単な検査です!
唾液検査(サリバテスト)を行うことでわかること
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唾液の量
唾液には、口の中を清潔にする働き(自浄作用)や口の中が酸性に傾き虫歯になりやすい環境を防ぐ働き(緩衝能)、細菌の増殖を抑制する働き(抗菌作用)などがありますから、唾液の量が少ないと虫歯を防ぐ働きが弱まってしまいます。
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唾液の中和力(唾液緩衝能)
唾液には口の中を中性に近付けて、虫歯を防ぐ働きがあります。この中性に近付ける唾液の働きが弱いと、細菌が歯を溶かす時間が長く、歯を修復する再石灰化の時間が短くなり、虫歯になりやすくなってしまいます。
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虫歯の原因細菌の数
虫歯の原因となる細菌「ミュータンス菌」の数がわかります。ミュータンス菌とは、糖から酸を作り出して歯を溶かしてしまう細菌です。口の中のミュータンス菌の数には個人差があり、原因細菌(ミュータンス菌)が多いほど、虫歯のリスクが高くなります。
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ラクトバチラス菌(LB菌)の数
虫歯発生の原因となる細菌として、ミュータンス菌が一般的と言えますが、ラクトバラス菌は進行に大きく影響している細菌です。虫歯の深い部分でみられることが多いとされています。ラクトバチラス菌が口の中に多く存在していると、虫歯を進行させやすいと言えます。
当院では、サリバテストの結果と食生活・むし歯経験・歯みがきの状態を組み合わせ一人一人にあった予防プログラムを提供致し、効果的にむし歯を予防していきます。