正しい歯の磨き方
むし歯を防ぐには、歯磨きでプラーク(しこう)をしっかりと取り除くことが大切です。うがいでは落ちません。
歯磨きの基本
1か所を20回以上、歯並びに合わせて歯磨きしましょう。次の3つのポイントに注意することが大切です。
ポイント1:毛先を歯の面にあてる
ハブラシの毛先を歯と歯肉(しにく)の境目、歯と歯の間に、きちんとあてる。 毛先でプラークを落としているため。
ポイント2:軽い力で動かす
強い力では毛先が開きしっかりと磨けない。歯肉(しにく)を傷つけることもあるため。
ポイント3:小刻みに動かす
5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨く。歯の隙間の磨き残しや磨き忘れが減るため。
奥歯の噛み合わせ面
ハブラシを常に5~10mm幅に動かし、一本ずつ丁寧にみがく。
歯の表面
歯肉(しにく)が健康な方は、ハブラシを直角にあてる方法を。ハグキが弱っている方など歯周病対策には歯肉に向けて45度の角度であてる方法がおすすめ。
奥歯の裏側
ハブラシを歯に対して少し斜めに入れ、前後に5~10mm幅に小さく動かす。利き手側の奥歯の裏側はみがき残しが多くなるので要注意!!
前歯の裏側
下の前歯の裏側はプラークと唾液中のカルシウムが結びついて歯石が付きやすいので、ハブラシを立たせブラシの角の部分を使ってみがく。
プラーク(しこう)が残りやすい場所をチェック
プラーク(しこう)が残りやすい場所をチェックして 取り除くようにしましょう。
- 歯と歯の間
- 奥歯のかみ合わせ
- 歯と歯ぐきの境目
- 歯並びがでこぼこしている所
- 生えている途中の歯
などは、より丁寧に磨きましょう 。
みがき残しがないよう、順番を決めてみがくことをおすすめします!!