インプラント症例
重度の歯周病により抜歯になった症例 40代 男性
初診
歯科の治療にはX線が必要不可欠です。今までのX線ではその画像を読み取るのに経験と勘が必要だったり、一つの部位を診断するのに何枚も撮影する(2次元では一方向からの画像しか得られないため)場合がありました。歯科用CTでは、一度の撮影で360°どの角度からでも見ることができ、そこから得られる情報は今までのX線写真とは比較になりません。しかもデジタル化したことにより、現像の出来不出来に左右されることなく、安定した画像を確実に得ることができ、さらに被ばく量も最小限に抑えることができます。
治療前(右側)
治療前(正面)
治療前(左側)
スタディーモデルとワックスアップを製作
スタディーモデルにて咬合関係をチェック。 問題がなければ、スタディーモデルを元に診断用ワックスアップにて治療のゴールを設定し、それを実現するための治療計画を立てます。
スタディーモデル(右側)
スタディーモデル(正面)
スタディーモデル(左側)
ワックスアップ(右側)
ワックスアップ(正面)
ワックスアップ(左側)
インプラントの埋入と仮歯の装着
計画どおり抜歯とインプラント埋入を行います。同時に、下前歯部においては、歯周病により移動した歯に対して、歯周病治療と同時に矯正治療を施し、歯のポジションを整えます。 インプラントが骨に固定されてから、最終的な仮歯を入れて噛み合わせの経過を見ていきます。
インプラント埋入後。
3Dレントゲン画像。
インプラント埋入後。
パノラマレントゲン画像。
仮歯を装着した状態。
最終的な歯を装着
診断用ワックスアップで計画した形とほぼ同じ理想的な状態に回復することができました。
最終的な歯を装着(右側)
最終的な歯を装着(正面)
最終的な歯を装着(左側)