お口の中のケアにみなさんはどのようなものを使っていますか🦷?
「柔らかくて歯周ポケットに入り込む感じが気持ちいいので、歯のケアはこれ1本!でも、歯医者さんで歯みがき指導してもらって時間をかけて丁寧にみがいてあるのに、歯ぐきから出血してしまう…」
こんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
結論としては…
歯ブラシ1本で歯周病を予防することはできません!
歯周病の原因であるプラーク(歯に付着した細菌のかたまり)などが、歯と歯と間(隣接面)や歯と歯ぐきの境目の溝(歯肉溝)にできると、歯ブラシではなかなか届かず取るのが難しいのです。
衛生学では、“予防の成功には3種のケアが必要”とされています。
① 【セルフケア】
隣接面も掃除しないと、半分近い面積にプラークが溜まったままです。
日本ではフロスや歯間ブラシを使う習慣がなかなか広がりません。指導しても「面倒だ」と…。
日本人はキレイ好きと言われますが、プラーク1mgには10億もの細菌がウヨウヨ…
これを溜めていて平気なんて😱
② 【パブリックヘルスケア】
自治体の歯科検診や公衆衛生活動のことです。
日本にはなかなか馴染みがなく、これは歯科検診がタダでも、実際に受ける人はごく少数。
歯周病は痛まずに進むので、検診を受けて見逃さないことが大切です。
③ 【プロフェッショナルケア】
歯科医院で受ける検診で、最も重要です!
歯周病の原因となる歯肉溝のプラークは、歯ブラシではとれないので、歯科医院で丁寧にとってもらうことが必須です!
☆検診を受けること!
☆半年に一度は歯科医院で歯ぐきの中をキレイにしてもらうこと!
この3つを続ければ、歯周病の予防は成功します🦷✨
〜結論〜
歯と歯の間や歯周ポケットの中などの肝心なところに歯ブラシはなかなか届きません。
フロスや歯間ブラシを併用し、定期検診を受け、プロフェッショナルケアも組み合わせた本物の歯周病予防をはじめましょう!
秩父市相生町8-9
落合歯科医院
0494-24-2266