むし歯、歯周病予防に力を入れている
秩父市相生町にある歯医者さん
落合歯科医院、歯科助手の新井菜月です🌻
猛暑だった秩父市も、梅雨らしいお天気が続いています。
お天気に負けず、元気に頑張りましょう☀️
さて、みなさんは「初期むし歯」という言葉をご存知ですか?💡
お子さんの歯、白濁していませんか?
これは、「初期むし歯」といって、まだ歯に穴ができてはいないけれど、すでにむし歯が始まっていますよ、というサインです🤓✏️
実はこれも立派なむし歯です🍫🍭🍦
この表をご覧ください。
これを用いて、当院では患者様のお口の中の状態に合わせて「初期むし歯」や「むし歯の進行の度合い」についてご説明させて頂いています。
最初はスムースなまま白濁が始まり、歯を風でシューッと乾かすとよく見えます。
もう少し進むと、白濁した表面がちょっとザラザラした感じになってきます。
こうなると、ツバでぬれていても見えます!
もっと進むと褐色になったり、小さな穴があいてきます。
黒くなり穴が開くだけが、むし歯ではないのです🍀
むし歯の進行って止められるんですよ☝️
穴があいてしまえば削って詰める治療も考えますが、初期むし歯の段階で進行を止めれば穴はあかずにすむし、もちろん削る治療もいりません✨
初期むし歯なら、時間はかかるけれど透明感のあるもとどおりの歯に戻ることもあります。
お口の中では、歯の表面からリンやカルシウムが溶け出す「脱灰」と、溶け出した成分が再び歯に戻る「再石灰化」が起きています。
この、脱灰が再石灰化を上回ると、歯の表面は溶けて「むし歯」になります😈
このためには、歯医者さんでプロによる指導を受けたり、治療(削らない治療)をしてもらったりして、そのあとも定期的に診てもらい、フッ素の活用など、ホームケアを行うことが必要です🌈
歯科検診のとき、歯医者さんが早口でいろんな記号を言います。
そのなかに今は、「CO」(シーオー)というものがあります📚
これは、初期むし歯が疑われる歯を「要観察の歯だな」とチェックする記号です。
「将来削って詰めずにすむように、今のうちに歯医者さんに相談してむし歯の進行を止めてね」という意味なのです☺️
以前の歯科検診では、穴があいた段階からをむし歯としてカウントしていましたが、現在は初期むし歯の段階から見つけて歯を守っていこうという考え方になっています🌼
おっしゃるとおり、むし歯はしっかり削り取って詰めるのが最上の治療だと考えられていた頃もありました。
でも歯を削って詰めても、いつかは治療のやり替えが必要になります。
だから今はその頃の反省に立って、穴があく前に対策を打って、進行を止めちゃおうという考え方に変わってきているんです。
歯は削った部分が大きいほど、弱くなります🍃
初期むし歯は、早期発見・長期管理が大事です!
当院は、予防に力を入れています。
ご相談やご質問などございましたら、ご連絡下さい👩⚕️👨⚕️
秩父市相生町8–9
落合歯科医院
0494–24–2266