キッズクラブのある歯医者さん、
秩父市相生町落合歯科医院 副院長落合明子です。
歯はお母さんのお腹の中で胎生7週頃(妊娠3ヶ月頃)からでき始めます。
歯はコラーゲンというタンパク質でできた繊維の網に、カルシウム、リンなどのミネラルが結合して作られます。
乳歯は6~7ヶ月頃から生え始め、3歳頃に生え揃います。
乳歯は噛むための機能だけではなく、後から生えてくる永久歯の生える場所の確保や噛むことによる顎や筋肉の成長、発育においても重要な役割を果たしています。
永久歯は乳歯の下で育ち、生えるときを待っています。「どうせ生えかわるから」と乳歯のムシ歯を放っておくと、乳歯の下で待機する永久歯に悪影響を与えます。
乳歯のムシ歯も、しっかり予防しましょう。
そして、なにより妊娠中のお母様の栄養がお腹の中の赤ちゃんの一生の歯の強さを決めてしまいます。
妊娠中は栄養のバランスのとれた食事を取るように心がけて下さいね。
カルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンB、Cなど栄養素を含む食事を生まれてくる赤ちゃんのためにもバランスの良い食生活を心がて下さい????