口呼吸(こうこきゅう)は体に様々な問題を引き起こします。
口呼吸しているとどんな病気や障害・問題が出てくるのでしょう❓
埼玉県秩父市落合歯科医院🦷
トリートメントコーディネーターの川村が説明します😊
結論として鼻の奥にある咽頭扁桃(アデノイド)というリンパ組織が炎症を繰り返すことで大きく肥大します❗️
アデノイド肥大は子供にはよく見られ、4歳頃から始まり6歳ぐらいをピークに18歳ごろまでに退化していきます。
【アデノイド肥大の症状]
気道も狭くなるため鼻詰まりや鼻声・いびき、ひどい時には眠っている間に呼吸が一時的に止まる「睡眠時無呼吸症候群」が起こることもあります😱
幼児の場合、特に鼻呼吸が重要になるため、アデノイド肥大による鼻詰まりが、呼吸困難につながり、哺乳がうまくできない状態になることがあります。
そうすると、ミルクを十分に飲めず、栄養障害になってしまうこともあります。
また、幼児の場合には夜泣きをしたり、朝の寝起きが悪くなったり、昼間ぼーっとして集中力が低下することもあります。
[アデノイド肥大で引き起こされる合併症]
- いびきや無呼吸症候群により、睡眠障害が引き起こされる
- 睡眠障害により成長ホルモンの分泌が悪くなり、低身長などの発育障害や集中力の低下・記憶力の低下などが生じる
- 重い呼吸障害が長期間続いてしまった場合、眠っている間の血液中の酸素量が低下するため、脳にダメージが生じて発達障害へと繋がる。
- さらに症状が続くとアデノイド顔貌(歯が出る、二重あご、唇が分厚い、鼻が小さい、あごが極端に後方になってしまう等)や漏斗胸など胸部の変形が起こることもある。
5.アデノイド肥大があると滲出性中耳炎 (しんしゅつせいちゅうじえん)になりやすく 軽度の難聴を、引き起こすこともある。まとめ🦷
場合によっては手術を受けなければならない可能性もあるアデノイド肥大😣
口呼吸(お口ポカン)😧をできるだけ早期に改善していくことが望ましいです。
ご心配なことがありましたら当院にいつでもご相談下さい😊✨