定期的なメインナンスでお口と身体の健康
のお手伝いをしている
秩父市落合歯科医院の歯科衛生士小川名です🧡
寒さと乾燥で風邪やインフルエンザにかかりやすい
時期です。手洗いうがいそしてしっかりした歯磨き
で予防していきましょう‼️
今回はしっかりした歯磨きに大切な
歯ブラシの選び方についてお話します😆
いつまでも健康な歯でいるためにどんな歯ブラシを選べばいいのか、歯ブラシ選びのポイントをご紹介します。自分に合った歯ブラシでいつまでも健康な歯をめざしましょう!
自分に合った歯ブラシを選ぶことは、じつは正しい磨き方と同じくらい大切です👍
まずは、自分の歯並びや口の大きさ、歯肉の健康状態に合わせ、どんな部分も磨きやすい一本を選ぶこと。そして歯と歯の隙間用、奥歯用など用途に応じて何本か用意しておくのがベストです。
では、歯ブラシを選ぶときのポイントとは?
歯ブラシを選ぶときのPoint
☆毛のかたさは?
歯ブラシには、「ふつう」「やわらかめ」「かため」がありますが、
一般的におすすめなのは「ふつう」タイプ。
歯磨きの一番の目的である、歯垢を落とすのに「やわらかめ」では毛先がすべって歯垢をきちんと除去できないからです。
ただし、歯ぐきが弱かったり、歯肉炎で出血しやすいという人は、歯肉を傷つけにくい「やわらかめ」を使ってじっくり丁寧に磨くようにしましょう。
そして症状がよくなったら「ふつう」の歯ブラシを使うようにしましょう。
一方「かため」の歯ブラシは、ふだんの磨き方が弱めという方に向いています。
ネック部分は、力がしっかり伝わるよう、あまり細くないしならないものを選びましょう。
☆毛の材質は?
歯ブラシの毛の材質もいろいろありますが、おすすめなのは一般的に多く使われている透明なナイロン素材のもの。
動物の毛や色の付いた毛のものもありますが、動物の毛はたんぱく質でできているため口腔内細菌が付着しやすく不潔になりがち。乾きにくいのも難点です。
また、色の付いた毛は、混入されている色素の成分によって弾力性が低下します。ただし、ナイロンも吸水性があるので、交換時期を守って使用するようにしましょう。
☆毛の形や長さ、植毛形態は?
一般に口にあう適正サイズとされているのは、
縦が植毛3列
横が親指の幅もしくは人差し指の第一関節までの長さというもの
ヘッドが大きすぎると、奥歯や細かい部分に毛先が当たりにくく、磨き残しができやすくなります。また、毛が密集していると、乾燥しにくく不潔になりやすいのでよくありません。
毛先の切り口はギザギザになっているものよりも、均一になっているほうが、圧力が均等にかかりきちんと磨けるといわれています。
なお、毛先を軽く歯に当て、小刻みに動かすブラッシングを行う場合は、毛先の長さが、10mm以下の短めタイプがよいでしょう。
☆用途別歯ブラシ選びのポイントは?
歯ブラシをサポートするものとしてぜひ持っておきたいのが、用途別の歯ブラシ。
*歯と歯のすき間をしっかり磨きたい!
歯と歯とのすき間には歯垢がつきやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。
通常の歯ブラシだけでは磨けないので「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」を使ってしっかりと歯垢を落としましょう。
「デンタルフロス」は糸のように細いので歯と歯の間の歯垢を効果的に落としてくれます。ひっかかったり、糸がほつれたりする場合は、そこに歯垢がたまっていたり、むし歯ができている可能性があるので、すぐ歯科医院に相談しましょう。
「歯間ブラシ」は、歯と歯のすきまが広い場合や、虫歯の治療をしたところ、歯が抜けたままになっているところなどに使うと効果的です。歯間ブラシを選ぶ際は自分の歯茎の状態や部位にあわせたサイズを選ぶことが大切なので、できればかかりつけの歯科医院に相談して選びましょう。
いずれも磨く際は、鏡を見ながら歯肉を傷つけないように注意して行うことが大切です。
*奥歯までしっかり届く歯ブラシがほしい!
奥歯は通常の歯ブラシで磨くにはやや届きにくく、磨きづらいところ。
奥歯を磨くには「タフトブラシ」を使いましょう。
「タフトブラシ」はコシが強く短い毛先の付いた小さな歯ブラシで、ブラシの先が少し曲がっているので、奥歯の裏側にもブラシが届きます。生え始めの親知らずにも効果的です。
*歯周ポケットをしっかり磨きたい!
健康な歯肉の場合は、歯と歯肉がくっついていますが、歯周病によって歯と歯肉の間に溝ができます。これを歯周ポケットといいます。
歯周病のはじまりは、歯周病菌が歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の中にたまって、増えていくことです。歯周病のケアに適したハブラシを選ぶことで、歯周ポケットの汚れをかき出し、キレイに保ちましょう。
歯周ポケットを効果的にブラッシングするには、毛先が超極細になっているハブラシが適しています。
普通のハブラシは、毛の直径が約0.2ミリ前後。
毛の太さは均一です。
超極細毛のハブラシの毛先は、わずか約0.02ミリ。毛の中程から根元に向かって適度に太くし、コシが出るように設計されています。
毛先が細いことで、歯周ポケットにも無理なく入り込みます。
☆歯ブラシの替え時は?
「毛先が開いてきた」「ナイロン製の透明なブラシが白く濁ってきた」ら歯ブラシ交換のサインです。
効果的にケアをするなら、ハブラシは1ヵ月に一度交換しましょう
毛先が開くと汚れの除去効果が約6割に落ちてしまいます。ハブラシを裏側から見て、毛先が横にはみ出していたら、交換の時期。
歯ブラシは使っているうちにだんだんと弾力が失われ、毛先が開いていきます。すると、歯ブラシが目的の場所に当たらず、歯垢を落とす力が著しく低下してしまうのです。
また、歯ブラシは毛が密に植えてあるので、洗ったあとも口腔内の様々な細菌が毛の中に付着し残ってしまう恐れがあります。口腔衛生のためにも1ヶ月に1本の交換がおすすめです
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落合歯科医院
秩父市相生町8-9 0494-24-2266