歯の豆知識

歯みがき好きな子に育てよう😃パート4

秩父市相生町のキッズクラブのある歯医者さん

落合歯科医院 落合明子です。

今週は、3歳の歯みがきについてです😃

ポイントは・・・簡単なところは自分で磨けるように

シャカシャカ磨き

目指せ!うがい名人!!

仕上げ磨きがしっかりおこなう

3歳の子どもに「歯を磨いてごらん」と声をかけると、前歯と下の奥歯の噛む面を磨くことができます。この部分なら、シャカシャカと簡単に磨くことができます。大人のまねをして磨くことは2歳の時よりも上手に磨けるようになっていますので「ここ磨いてごらん」と大人が自分の歯を磨いてる姿をみせ同じ場所を磨いた時は、「上手にできたね」とほめてあげると、自分で磨ける部分が増えていきます。i

上手にできた時は、たくさんほめてあげましょう😃

「いい音聞かせて〜」

歯ブラシの毛先が上手に歯に当たっている時は、「シャカシャカ」と音がしている時は歯垢が落とせている証拠です。「いい音するかな?」と声をかけると子どもははりきって手を動かします。

大人のまねを上手にできたとき

自分の磨きやすいところを磨いている時には、「まねしてごらん」と手本を見せます。上手にまねができたときには、「すごいね、お母さんと同じ磨き方ができたね」とほめてあげる。いままでできなかった磨き方ができたときに盛大にほめると、歯みがきが上手になると同時に「歯を磨きたい!!」と意欲も増していきます。

ブクブク名人になろう!!

ブクブクうがいも3歳になると大きな音でブクブクしたり、お口から水をこぼさず上手にできるようになります。ブクブクうがいは、歯みがきで落とした汚れを吐き出す以外にもすばらしい効果があります。口の機能の発達のための運動にもなります。唇をギュッと閉じてほおを動かすことで、唇とほおの筋肉を鍛えることができます。また、「ガラガラうがい」はおもに舌や喉の筋肉を鍛えることができます。口の周りの筋肉(口唇、舌、ほおの筋肉、喉)の発育は、食べ物を噛み砕いて飲み込むこと(咀嚼、嚥下)や発音、呼吸におおいに関わります。ぜひ歯みがきの時に遊び感覚で練習をしてみて下さい。10秒間のブクブクうがい、ガラガラうがいを目標に頑張って下さい。

眠いときなどその日の機嫌によって仕上げ磨きを嫌がる時があっても、だいたい3歳頃になると仕上げ磨きがしっかりとできるようになります。

まずは自分磨き、時間のあるときは、染め出し液(汚れがみえる液)などを使用して汚れが残っているところを一緒に確認しながら仕上げ磨きをおこなうとよいと思います。i8