小児矯正ができる歯医者さん落合歯科医院 落合明子です★
今日は歯周病についてお話をします!!
歯周病とは?
歯ぐきに起きる、化膿性の炎症、それが歯周病です。
痛みのなくじわじわと進行し、歯ぐきが腫れたり口が臭くなったり、歯を支えている骨が痩せて歯がグラグラになり、放っておくと最後のは歯が抜けてしまいます。
以前は歯槽膿漏と呼ばれていた病気です。
●歯周病はどうして起こる?
一番の原因はむし歯と同じ歯の汚れです。食べ物のカスが歯と歯ぐきのすき間にたまると、歯垢が形成され、その中にいる細菌が繁殖して歯周病を引き起こすといわれます。
●歯周病にはどんな治療法や予防法がある?
歯周病を防ぐには、自分で自宅でできることと、歯科医院による専門的な対処を必要とすることがあります。
①歯石を取り除く/専門の器具を使ったり、超音波の器具で、歯面についた歯石を取り除きます。
②手術を行う/歯周病がかなり進行している場合、病的な歯肉を手術により取り除きます。
③プラークコントロール/まず歯みがきで歯垢を歯に付着させないことが一番。効果的な歯みがきの方法や、食事の取り方の指導を行います。
④歯のクリーニングを行う/専門の機械を使って歯ブラシでは取り除けない歯石や汚れまで徹底的にクリーニングを行います。歯石は再付着しやすいので、その後も3〜4ヶ月に一度の定期検診をお薦めします。
歯周病は自覚症状がないまま進行すると言われますが、重度の状態ににるまでまったく症状がない訳ではありません。
以下の項目に思い当たることが一つでもあれば、歯周病予備軍です。
歯科医院への早めの来院をお薦めします。
□歯ぐきがむずがゆく、歯が浮くような感じがする
□歯をみがくと、歯ぐきから出血する
□朝起きた時、口の中がネバネバする
□歯ぐきが腫れて、ブヨブヨしている
□「口が臭い」と自分で感じたり、人に指摘される
□歯と歯の間に、よく食べ物が詰まる
□冷たい水を口に含むと、歯や歯肉がしみる
□歯肉が下がって、以前より歯が長くなったようにみえる
□歯がぐらついて、食べ物がよく噛めない